2022年10月の投資戦略について!

10月7日の雇用統計が出て予想よりも雇用が強い結果が出ました。

求人数は徐々に下落しているものの失業率も低下しているため、インフレの高止まりが継続することになりました。

今アメリカの株式市場は経済減速(=インフレの改善)ニュースが出た場合は強く買われる傾向があります。

今回の雇用統計はインフレ高止まりだったので株式は強く売られました。

2020〜2021年市場を牽引してきたGAFAMや半導体の銘柄は非常に厳しい状況で、10月7日の市場ではGAFAMでさえも5%近い下落となりました。

超大型の国際企業では為替の影響を大きく受けます。前回の決算でもドル高で苦しんでいましたが、そこからさらにドル高が進んでいるので10月の決算もひどい数字が出ると予想できます。

先ほど自分が書いた通り経済減速=インフレ改善とするならば、悪い決算が出れば株式は買われるとも言えます。

そう考えた場合、先週のアップルのiphone減産や、AMDの利益警告は買いのニュースかもしれません。

いずれにしても10月の決算にて大型銘柄はかなりひどい数字が出ると思います。そうなれば市場は底を付けて一気に買いに転じるかもしれません。

今月のアップルの決算などは要注目ですね。

前置きが長くなりましたが10月は前半下落で終わると予想します。雇用統計でインフレ高止まり、NASDAQは週足で4連続陰線(特に今週は長い上ひげ)が出ているため、しばらく継続するのではと思っています。

10月13日に消費者物価指数が出るので見切り発車せず数字を見て、関連の数字を確認した上で出動したい。