マイクロソフトとグーグルの決算について_2024Q2

決算が出たので確認いたします。

まずはマイクロソフト社を見てみます。

www.microsoft.com

収益は前年比18%増の62ビリオンドル(1ドル100円で考えて6兆円)。営業利益は33%増の27ビリオンドル。

内訳を読んでみると、オフィス製品(M365とか)やクラウド系サービスの収益が15%増加、リンクトインの収益が9%増加しています。クラウド事業の収益は33ビリオンドルに達していて収益の半分以上を稼いでいます。

特に注目すべきなのが法人向けの長期契約の伸びです。M365やクラウドサービスは長期契約すれば多少の割引が受けられますが、企業側からすると継続的に計算が立つ収益となります。決算資料でもしっかりとアピールしていて、恐るべきことに1年以上の長期契約の金額が前年比で17%も伸びているとのことです。MSFTのキャッシュフローの強さを感じました。

MSFTといえば千代田まどかさんですが昨年結婚していたことを今日知りました。しかも相手はcluster社の加藤直人氏。cluster社は度々話題になってますし個人的に非常に魅力を感じてます。

続いてグーグル社を見てみます。

https://abc.xyz/assets/95/eb/9cef90184e09bac553796896c633/2023q4-alphabet-earnings-release.pdf

収益は前年同四半期比で約10%成長して86ビリオンドルでした。内訳はGoogle検索+広告が48ビリオンドル、Youtube広告が10ビリオンドル、クラウド事業が9ビリオンという結果のようです。

元Googleになりますが、自分はホシカワハヤトさんの動向に注目しています!以前THECOO社というエンタメ事業の会社で働いていましたが今はアメリカで次の流行を探して旅人してるらしい笑。
https://twitter.com/hayato1986

どちらの会社もクラウド事業が収益の柱になり、さらに次の収益にあるAI事業に莫大な投資をしています。少なくとも後10年は圧倒的に勝ち続ける予感!


最近、改めてデータドック社(DDOG)に注目しています。20年前くらいまでシステムの監視(死活監視やログ監視)はシステムの異常を検知する守りの仕組みでしたが、近年はシステムの情報を収集して傾向分析など自社の事業指標だったり投資の裏付けとなる攻めの指標に変わっていると感じます。

データドックは日本でもかなり人気のあるデータ蓄積分析可視化などを行うSaaSサービスで、スタートアップのプレゼンや資料みると大体犬のアイコンが入ってて癒されます。
finance.yahoo.com

順調に成長していてついに前四半期赤字から黒字に転換しました。この手のサービスはまだまだ伸び代が多い(旧世代の監視の仕組みを使ってる会社が多い)ので、成長の余地があると思ってます。Splunk社など含めて注目していきたい。

コンセプトは若干違うが、日本のはてな社もマカレルという監視SaaSを提供していて、こちらも注目してます!!