時代遅れを強みにできるか?

ITの会社に勤めていますが、花形の開発ではなく、拘束時間が長い「運用」が主たる業務になります。また、特徴としては個人情報を管理するシステムの主担当になっていて、色々な制約があります。

特徴的な制約の一つに「プログラムを動かしている場所を明確にしなければいけない」という制約があります。当然では?と思われるかもしれませんが、近年アマゾンやグーグルなどクラウド事業者がインターネット経由でサーバなどハードの機能を提供し始めたので、手軽にリソースを増やし、簡単にプログラムが動く環境を増やせるようになりました。アクセス増に伴い自動的に台数を増やせたりもします。自動的に環境が変わった場合、意図していない場所を個人情報が経由してしまう可能性があるため、そのような機能は使えないというものですね。

そのような現代では当たり前の機能を使えず、すでに時代遅れの技術しか使えない環境に身を置いています。若い世代の方にすでに時代遅れの仕組みを勉強してもらうのは、時間の無駄だし、モチベーションにも大きく影響が出てしまうため、気軽に人をあてられず、常に人が不足している状態です。そうしているうちになり手不足となり、替えのきかない役割になるかもしれません!すでに数が減っている役割を続けるのも、危険なので自身の身の振り方は常に考えています。。。

管理者は「会社でも珍しい環境に身を置いてるので、それがこのチームの強みだ!」と(自身に言い聞かせるように)何度も何度も繰り返してますが笑、標準から外れてしまうと戻すのには時間とお金がかかるので、少しずつでも勉強して積み上げていきたい。