先週の注目銘柄の値動きについて(3/7-3/11)

先週の指数推移では水曜日に大きく反発しましたがそれ以外の日は継続下落しています。ウクライナとロシアの国際情勢で上下していて、関係者から停戦に前向きな言葉が出ると一時的に反発しますがすぐに下落していきます。

先週大きく反発したのはロシアからエネルギーの輸入を止めたことで需要が一気に高まり価格が継続上昇していた中でOPECが石油の増産を検討しているというニュースが出たことでエネルギー関連の価格が急落して、一気に買いの機運が高まったと記憶しています。結局、短期でも下落トレンドを抜け出せず次の日から継続下落しています。

日本の銘柄においてもPERが高い銘柄は下落対象になっています。自分の注目銘柄としてソフトバンクグループや、Zホールディングスが急落しています。低PERの地方銀行や国内向けのシステム開発企業にも注目していますが時勢に沿って多少下落することはあっても大きく崩れず底固めしているように見えます。

超優良企業の株価はなかなか崩れませんがリスクが少ない低PERで高配当銘柄の割合を増やしていきたい。すでに保有していたり投資を検討しているのは以下の銘柄です。
・トマト銀行
・三菱総研
・アルファシステムズ


高配当銘柄は3月に配当の権利確定時に大幅に売られるはずなので下がったところで買い時を見極めていきたい。昨年の11月から株式市場は下落局面に入っています。その原因は単純でアメリカの史上最も高いインフレとそれに逆行した低金利に対して金利を上げる施策を予告しているからだと思っています。

指数はかなり下落しましたが原因の数字は何一つ解決しておらず金利の上げは1回も行っていない状態です。この状態で市場が上向くはずない、まだまだ下落局面の入り口で引き続きインフレ率と金利には注目していきたい。3月16日のFOMCでは直近の金利上昇の予定と長期的な計画が出てくるはずなので、まずはそこが1つの転換期になると思ってます。