投資進捗 10,640,000(△40,000)

日経平均 29,053 +62 TOPIX 1,909 +5 JASDAQ 185

主に値動きのあった保有銘柄

銘柄名 証券コード 終値 差額 購入価格 保有株数 損益
Zホールディングス 4689 544 11 527 1800 30,600
スカパーJH 9412 474 -7 494 1,200 -24,000

連休前にいくつかの企業で決算発表があり、ZHDとスカパーの決算発表を見てきました。株価の推移ではZHDが大幅に上昇して、スカパーが微減しています。前日素晴らしい決算を発表したZOZOや半導体関連銘柄が本日大きく上昇していて、サイバーエージェントから素晴らしい決算発表があり、こちらも時間外取引で大きく株価が伸びています。


ZHDの決算について
https://www.z-holdings.co.jp/ja/ir/presentations/earnings.html


今月はZHDがずっと下落基調であったため素晴らしい決算で流れが変わることを期待しました。しかし、IT銘柄に追い風の状況だったがコンセンサス以下の業績となりました。冷静に考えるとインターネットに関する事業ではありますが、グループ内に厳しい状況の旅行事業会社もいれば、飲食店向けのサービスや、イベントのチケット販売事業なども稼働していて、不調であったためグループとしては健闘したのではないかと思います。今期はワクチンの普及など、状況がより良くなると見ています。業績が絶好調の他のIT銘柄と比較して今回不調だった事業が復調して、合計でより良い業績になるのではと期待しています。

事業ごとに成果を見るとコマース事業は2桁成長の大幅な伸びを記録していて、メディア事業は前期とほぼ横ばいの状況となっていました。投資先の決済事業は国内の最大シェアである交通系ICカードと同等の決済数まで伸びるまでになっています。1点懸念としてあるのがLINE社は海外からのアクセスに関する説明など後ろ向きな話題が先行していました。メディアが敏感になっている時期ですが、もう少し参画したLINE社との相乗効果を聞きたかったです。全体の財務状況として新株を発行して既存株の価値が減少していたにもかかわらず、それに関するフォローがなかったことと、来期予想が売上と配当の提示のみであったため具体的な話欲しかったです。成長段階だと思うので株式の消却や自社株買いのような株自体の価値をあげる施策でなくとも、大型キャンペーンの発表など目の前に見えるビジョンが見たかった!

以前の記事にも書きましたがまだまだ株価としては割高であり、コンセンサスの数字にも届かなかったので次の営業日以降は下落基調が続くと思っています。LINE社との相乗効果施策の発表であったり、今不調な事業の復調ニュースが来て反発してほしい!

(参考)Suicaの1ヶ月の決済数
2020年の実績ですが、1ヶ月2500万決済程度の数字となっています
https://www.jreast.co.jp/investor/factsheet/pdf/factsheet_06.pdf




スカパーの決算について
https://www.skyperfectjsat.space/ir/


現時点のスカパーは株価としては割安の部類に入っているにもかかわらず、下落基調の状況です。コロナ禍で在宅需要で主事業の有料放送は追い風となり、決算としては売上はほぼ横ばい、利益は2桁成長しています。

事業としては自分が一番注目している宇宙事業は2桁成長の増収増益で素晴らしいです!メディア事業が微減は既にわかっているため特に驚きはないです。このままだと明確な解決が難しくジリジリ下げていくため事業の売却や譲渡を期待したいです。今期の予想としては宇宙事業は前期よりもさらに投資を強化するべきと考えていますし、メディア事業への投資の落とし所を見極めてほしいと思っております。

決算としては今後の成長事業が大きく伸びているため今期も期待でき、目立たないところですがこの状況下でも負債を減らしている点も素晴らしいです。株価も割安なので成長分含めて半年程度の機関で上昇が見込めるのではと思っております。