期末と期初とで

今日で2023年3月も終わりますが、アメリカの株式市場は混沌としていました。。

特に今週は、VIXが暴落、ジャンク債権が暴騰、金が下落、暗号資産が暴騰、、、と株式が超強気でした。3月はアメリカの銀行破綻が起きて小型企業への資金繰り懸念から、ラッセル2000指数が他指数と比較して大きな下落に見舞われていたのでラッセル2000のブル3倍ETF(以下「TNA」)と、業績がそこそこ良くて1年の下落率が高いUnity(以下「U」)の2銘柄を全財産買いました。

昨日S&P500指数が上昇しているにも関わらずVIXが下落していなかったのでTNAをすべて売りました。Uはまだ持ち越しています。

続いて日本の株式市場に目を向けると、配当の権利落日にもっと下落すると思っていましたが高配当銘柄が思ったよりも底堅く感じました。「PBR(株価純資産比率)が1以下の銘柄は東証が株価の改善策の開示を求める可能性」という報道が出たこともあり、高配当銘柄に先行買いが入っているようにも見受けられます。

外貨や海外の資産を持っている金融機関は外国人投資家にもわかりやすいですし、PBRも1以下で狙い目かもと思いました。ただ日本の長期国債の比率が高い金融機関は今後日本で利上げが進むと、短中期的に損失が拡大していくので冷静に見極めていきたい。

長期保持する目的で2銘柄買ってUと合わせて3銘柄で様子を見ています。

企業名 購入価格 株数 損益評価率
アルファシステムズ 4,100 200 -0.9%
ダブルエー 3,100 300 +2.6%
Unity $28.4 200 +8.9%

アルファシステムズは主に大手企業との協業が多いソフトウェア開発企業です。毎月の受注高をIRで公開していて綺麗に前年度を超えていることと、月足のグラフでは5年間で25日移動平均線を1度も割っていないアノマリー(笑)があり、ちょうど25日移動平均線近くに来ていたので買いました。PERは割高ではありますが継続成長が見込めることと、東証プライムらしからぬ出来高の小ささもあり、不安定な状況では環境に左右されにくくて良いと考えてます。

ダブルエーは女性向けのオリエンタルトラフィックなどを展開しています。コロナで業績が厳しい中で国内の一等地に出店したり、メディアにCMを出して知名度を上げたことが、コロナ明けに恩恵で返ってきて業績に寄与し始めて大きく成長していると思ってます。この企業は春〜夏のQ1Q2は業績が伸びないのでそこをどうするか?は検討したい。

配当の権利落後にハニーズホールディングを買おうと思ってましたが買う前に増配の発表が出て暴騰したので断念しました。。。

フジシールインターナショナルや高砂香料工業など、それぞれの分野で世界的にシェアを持っていて、PBRが1以下で株価が動いていない企業の財務状況を熟読して全力買いしていきたい。