プレミアリーグ29節 ブライトン-ブレントフォード

今日はブライトンホームで中位チーム同士の対戦でした。ブライトンはボールを保持する戦術でブレントフォードは前線からプレスをかけるショートカウンター戦術のチームだと感じてます。

試合の展開としてはブレントフォードが常に先手で得点を入れて、ブライトンが追いつく、という流れでした。ブライトンがボールを保持するのでできるだけブレントフォードはスペースを消すため引いて守ると思ってましたが、予想よりも前からプレスに来ていました。

前半は試合展開が早く面白かったですが、後半はほぼブライトンが一方的に攻めているけど得点は入らない退屈な展開でした。インターナショナルマッチデー直後だったので疲労もあったのか動きが全体的に重かったです。今回代表に招集されていないマーチ選手のコンディションがあまり良くないのも気になりました。EUROが近いのでヨーロッパの国はヨーロッパとしか試合をしておらず移動時間の負担もあまりない中で、三笘選手やエクアドルのメンバーは移動時間も長く負担も大きいはずですし、、、。

個人的にはブレントフォードの2点目がトニー選手の冷静さと、ブライトンの守備ラインの酷さを感じられて印象に残りました。ダンク選手は対人と中長距離のパスは素晴らしいですが、位置どりが悪く、相手にスペースを与えて失点の直接原因になるところがあると思ってます。

今日の試合、三笘選手は前半に素晴らしいゴールを決めました。しかし、他の選手と比較してバックパスする確率が多く、後半ポジションをサイドライン際から中央に変えたことでタッチ数が激減しました。シュート数に対して決定率が異常に高いことも話題になりましたが、もう少しプレーに積極性が欲しいですね。トライの数が増えないとプレーの幅が増えず、今期ずっとその壁に当たっているように感じてます。
とはいえ、国際映像でブライトンの選手紹介時の写真がダンク選手、デゼルビ監督、三笘選手に変わるなど影響力が確実に広がっているので、すごい時代になったものですね。。

プレミアリーグも終盤に入ってきて、徐々に現実的な順位が視野に入っています。ブライトンは5位(来期ヨーロッパリーグ出場)を期待しています。

デゼルビ監督の引き抜きなど、来期のニュースが徐々に騒がしくなってきましたし、さらに楽しみになってきました。

今週末はプレミアリーグ3試合と他のリーグの試合をいくつか見ましたが、見比べてみると色々な差がありました。特に感じたのはカメラワークの違いで、プレミアリーグは他のリーグと比較してかなり寄りで放送していると感じました。その方がより選手が鮮明に見えて動きも早く迫力が出ますが、カメラ撮影の負荷が掛かるでしょうし、資金力があるプレミアリーグだからこそなのかも。今後他のリーグも視聴者獲得のために色々施策を進めて、より楽しく見れることを期待します。