EURO2021 グループFの状況

フランス、ドイツ、ポルトガル、ハンガリーが入ったグループFは国名から見ても厳しいグループになります。

ポルトガルvsドイツ

スコア上はドイツの完勝ですが、両チームともディフェンスラインに問題を抱えてるように見えました。ポルトガルはラインの意思疎通が不十分でクロスボールの対応時に高確率でフリーの選手を出しています。カンセロ選手がコロナ陽性でチームを離れた事情はありますが、ドイツ戦はフリーの選手に決められて失点してます。ドイツもカウンターやセットプレーのセカンドボールへの対応が悪く、直接失点に繋がりました。グループステージを突破してトーナメントに入ると失点しないことが何より大切なのでチームとして組織的に改善したいです。
ロナウド選手は画面に映る回数も少なく聖域扱いかと思ったが、それでも1ゴール1アシストと結果を出すのはスーパースターですね。。35歳で仕掛ける回数も減ったけど、カウンターの時は誰よりも速く走り、しっかりゴールを決めるのはさすがと言うしかない。twitterでも「出場してくれてありがとう」というツイートが大半でした。
ドイツというと、2010年前後のエジル選手がいた頃は大半の得点をエジル選手を経由していた記憶があります。今は選手に合わせて戦術も変わり、主にサイドを突破して中央に入れるという得点パターンでした。今大会でレーブ監督が退任するため、最後が綺麗にまとまればと思います。

フランスvsハンガリー

ハンガリー首都のブダペストのスタジアムは6万人入ったとのことでした。何度も書いてますが観客もマスクをしておらず、少なくともサッカーのイベント事情はコロナ以前の環境に戻ったと感じました。

試合としては特に印象に残りませんでした。この試合もフランスが勝って突破を決めるかと思ったが守備陣がロングボールの処理を誤って失点、エムバペ選手とデンベレ選手は随所に好プレーは見せるも怠慢のボールロストが多くコンディションが悪いと感じました。ハンガリーはホームの雰囲気もあり、主導権はフランスが握っていましたが、セカンドボールは勝ってたと思います。

グループステージ突破はフランスとドイツが優勢ですがポルトガルとハンガリーにも可能性があるので楽しみです。