今週はプレミアリーグの試合が現地の日中開催となり、日本で観戦する場合は土曜日の夜になるので視聴しやすい時間帯でした。ブライトンは前節でクリスタルパレスに対して優位に試合を進めていたが、サンチェス選手のファンブルで失点してドローだったため嫌な流れを止めたい。フルアムはノッティンガムフォレストに危なげなく2点入れてその勢いを活かしたいところです。
試合はブライトンがボールを保持してスペースを伺い、フルアムは最初ラインを低く設定していたが徐々に重心を上げてショートカウンターを狙うような展開でした。2023年に入ってブライトンが良い試合を続けているので、他のチームもブライトンの良さを消すようにゴール前にブロックを作ってスペースを消して対応するようになったと思います。
結果はフルアムが狙い通りのカウンターで得点して守り切った試合でした。この試合で左サイドに入った三笘選手は対面する右SBのテテ選手が一定の距離を保って飛び込まない対策をとり、右SHのリード選手をサポートにおいて中央への侵入を防いでいました。
三笘選手は身体能力で抜き去るタイプではないので、あのような対策を立てられると単独で突破するのは難しいですね。。このゲームでは突破できず、カットインも読まれてボールロストしてしまい、後半はバックパスの印象が強くなりました。数的不利で対策も立てられる立場になりましたが、もう1段成長してほしいです。特に逆サイドのマーチ選手は素晴らしいプレーをしていたので、中央のマクアリスター選手との連携踏まえて相手の守備を分散できるようになれば、と思います。
今日はフルアムのゲームプランがかなり効いていて、ゴール前を固めることでマーチ選手や三笘選手がサイドではボールを持てるが中央では自由にやらせてなかったし、ボールを奪ったら #30ヴィニシウス選手 にあてて #11ソロモン選手 が決める、まさに考えた通りの試合展開だったと思います。
ブライトンは次の試合が延期になったのでしばらく試合間隔が開きます。次の試合ではまた面白いサッカーを見せてほしい。
