【取引振返】ショーエイコーポレーション社の損切り

昨年コロナ時勢で大幅に業績を伸ばしたが不適切取引による不祥事と、前年好調過ぎて今期苦戦しているショーエイコーポレーション社ですが、投資した時の実績を記載したいと思います。

概要

買い 7/13 1,500株 ¥969
売り 7/28 1,500株 ¥906
損益 -¥94,500

株価の推移

f:id:dstore:20211121161311p:plain

3月決算企業の場合通気の決算は5月に発表すると思いますが、4月30日に不適切取引の発覚と決算の延期が発表されました。内容は長くなるので省略しますが悪意を持った改ざんや横領ではなかったです。ショーエイコーポレーションは主に100円ショップなどに商品を提供するマーケ/メーカー事業で、2021年3月期において業績は絶好調で利益が2倍近くまで積み上がっていました。

株価も上昇して増資した後で今後の動きに注目していました。決算の延期を押し目として強気に買ったところ7月末の通期決算発表で急落しました。不適切取引の調査費用がかさみ第四四半期の業績はかなり厳しく、下落したのも納得です。また数週間後に2022年3月期の第一四半期決算が出ました。そちらも数字は悪くなかったが、前年が絶好調だった反動で利益が前年比-50%などの数字となり、さらに継続下落していきました。

2020年3月期と比較すると順調に成長している推移になっていますが、やはり絶好調の業績と比較して大幅に減速した印象を持ってしまいます。不適切取引の再発防止策としてチェック体制の強化を挙げていましたが、それによる間接コストの増大も懸念事項ですし、不適切取引で売上の数字をあげて、増資後に発表して株価が急落するという動きはあまり印象が良くないです。今後決算で良い数字が出てもしばらくは様子を見るつもりでいます。

今後、量的緩和の縮小などで不況が来た場合100円ショップやドラックストアにとっては業績の影響が出にくい業主だと思います。景気の推移と決算は定点で確認します。