2023年1月4日は天然ガス価格が急落している

全世界的に暖冬のニュースが出ています。天然ガスは世界中の電力に利用されていて冬が寒ければ寒いほど需要が高まり価格が上昇します。

そのため天然ガスを売ったり運んだりする会社の株価が上昇します。昨年自分はアンテロリソーシーズ(ティッカーAR)社を天然ガス需要で見込んで買いましたが、暖冬のニュースで損切りしました。その後、ロシアとウクライナの国際紛争が始まり、ロシアの天然ガスに頼らない方針を出し、天然ガスの供給が足りなくなる見込みで天然ガスの価格が急騰しました。

国際紛争でピークをつけて暖冬のニュースによって急落しています。天然ガスの価格は下がっているが、ARなどの価格はそれほど落ちていないので、近いうちにどこかで反発するのではと思います。為替に気を付けながら投資対象を選定していきたい。

また天然ガスの価格が下がっているなら、実際に天然ガスを使う電力会社の経費が下がることになりますので、注意深くその銘柄の推移を見守りたい。

それにしても、12月のいつだったかアメリカ北部は記録的な寒さというニュースをredditで読みましたが、天然ガスの価格推移を見るとredditの情報はあてにならないですね。。。

2023年1月6日(金)はアメリカの雇用統計の発表となります。今アメリカの指数は2022年の最安値付近で市場は継続下落しているので弱気だと読んでいます。

雇用が予想よりも弱くなればインフレ懸念は減速する一方で、今度はリセッションなど不景気を懸念する段階に入ったと感じています。

特に最近はアメリカの長期債権価格の動きと指数に相関がなくなってきたので、市場はインフレよりも不景気に第一の関心が移ったと思っています。

かといって予想よりも強い雇用がでれば、インフレが加速するため、株価は急落するためいずれにしても市場にとっては厳しい時期です。慎重に方向を見極めていきたい。

2023年はテクニカルの指標をもとに天然ガスのETFをどこかで入ろうと思います(おそらく市場参加者の大半はそれを狙ってると思いますが)。